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【DFP活用ガイド】メディア向けアドサーバー DFP(DoubleClick for Publishers)の基本知識とは?

突然ですが、「DFP」というツールをご存知でしょうか?
本記事ではメディア運営者にとってはもはや必須サービスといっても過言ではないDFPについてご説明します。現時点で「DFPって何?」という方には読んで損はさせないので、是非最後まで読んでみてください。
なお、【DFP活用ガイド】は不定期連載という方で配信していく予定です。もし良ければメルマガ登録をお願いいたします。

DFP(DoubleClick for Publishers)とは何なのか?

DFPはGoogleが提供する「DoubleClick for Publishers」の略称で、Webメディアのデジタル広告枠を無駄なく配信・管理するためのツールです。場合によってはアドサーバーや広告サーバーと呼ばれることもあります。

参考

DoubleClick for Publishersby Google

このDFP(DoubleClick for Publishers、以下DFPに統一)では、(簡単に噛み砕いて説明すると)DFPを介して配信されている広告を管理することで、1つのアドネットワーク(例:Google AdSenseなど)やASP(例:A8.netなど)に依存することなく、メディア運営側の判断で配信数やターゲティングを行うことができるようになります。さらには各メディアに最適なネイティブアド形式での広告配信や動画広告の配信なども可能です。
またDFPを活用する上で知っておきたいのが、1つの広告プラットフォーム(アドネットワークやASP)に依存した形では成し得ない、複数の広告プラットフォーム間での単価の競争を実現できるということです。当然、広告プラットフォーム内でもメディアの広告枠に対してのオークションが実施された結果、実際に広告が配信されている訳なので、単価は複数プラットフォーム間で競わせた方が上がります。アドネットワークであれば、Google AdSenseで広告枠への入札権利を獲得した王者 vs nendで広告枠への入札権利を獲得した王者が戦うようなイメージです。
一般的にクリック単価の高さからもっとも簡単に収益を上げやすい広告プラットフォームはGoogle AdSenseと言われていますが、DFPを活用すればさらに収益を上げることができるようになります。DFPは月間9,000万impまでの制限付きで無料提供されているサービスで導入自体もそこまでハードルが高くないということも大きなメリットとなります。

DFP(DoubleClick for Publishers)が提供しているプランとは?

DFPには、無償版(DFPスタンダード)と有償版(DFPプロ)が存在しています。まずはそれぞれのプランの特徴・メリットを理解しておきましょう。

無償版(DFPスタンダード)
広告収益の拡大をしたいメディア・ブログ運営者が利用できる広告管理ツールまたはアドサーバーです。
月間広告imp9,000万までは無料での利用ができます。なお、月間広告impにAdSenseは含まれません。
大規模なメディア・ブログでなければ、広告imp9,000万を越えることはありません。
有償版(DFPプロ)
大規模なメディア・ブログの運営運営者が利用する広告管理ツールまたはアドサーバーです。
月間広告imp9,000万を越える場合はDFPプロへの移行が必須となります。

無償版(DFPスタンダード)の特徴・メリット

DFPには2つのプランがありますが、まずは各プランの特徴とメリットを把握しておきましょう。

1|複数の広告プラットフォームを一元管理

これまで別々に管理・配信しなければいけなかった純広告や広告プラットフォームを一元管理することができます。

2|広告収益を最適化

前述の通り、複数の広告プラットフォームをリアルタイムに競合させる広告収益を最適化することができます。DFPが提供するこの仕組みにより、もっとも収益性の高い広告を自動選択してくれるため、収益の最大化を行うことが可能です。

3|費用対効果が高い

DFPを利用すれば、自前のアドサーバーを利用するよりも導入・管理工数の削減、低コストでの導入が可能です。Googleインフラを利用したホスティングもDFPの魅力です。

有償版(DFPプロ)の特徴・メリット

1|広告配信パフォーマンスの向上

配信エラーなどが減少するため、広告費用への影響を抑えることができます。またサポートとコンサルティングを受けることができるため、迅速にキャンペーンを開始することが可能です。

2|プラットフォームに応じた拡張

オープンAPIの柔軟性と高速で信頼性の高いGoogleのインフラスタラクチャを利用して安定した広告配信ができます。
既存の業務システムとの統合を最新のWebサービスAPIを利用して、独自の広告配信を実現可能です。開発者のためにあらゆる言語に対応しており、開発者向けのヘルプフォーラムなどのサポートが充実していることが特徴です。

無償版(DFPスタンダード)・有償版(DFPプロ)の参加条件とは?

無償版(DFPスタンダード)
DFPプロと比較するとプログラムポリシーの遵守が前提のプランとなります。
加えて、Google AdSenseのアカウントを所有している必要があります。
ただし、メディアまたはブログで実際に運用していなくとも問題ありません。
有償版(DFPプロ)
有償版のため、メディアを運営している企業であれば参加条件はありません。
有償版(DFPプロ)を利用していれば、オンラインヘルプセンターに加えて、24時間利用できるグローバルサービスとサポートを受けることができます。
また、GoogleのアカウントマネージャーからDFPの運用サポートやコンサルティングを受けることができ、DFPを最大限に活用することが可能です。

こんな人はDFP(DoubleClick for Publishers)導入を検討すべき

以下の項目に当てはまる方はDFPの導入に適していると思います。もし、DFPの導入を悩んでいる方や本記事を読んでDFPを知ったという方は、導入するかどうかの判断軸に使ってみてください。

  • メディアやブログの広告枠の購入を希望する広告主がいる
  • 純広告、アドネットワーク、ASP等の複数の広告プラットフォームを運営しており、広告収益を底上げしたい
  • アドサーバーの導入を検討している
  • 広告の配信時間、配信場所、配信先の広告枠を管理する必要がある

まとめ

DFP(DoubleClick for Publishers)について、ご理解いただけたでしょうか。以下、本記事のポイントをまとめます。

まとめ
  1. Webメディアのデジタル広告枠を無駄なく配信・管理するためのツール
  2. 広告プラットフォームに依存することなく、メディア運営側の判断で配信数やターゲティングができる
  3. 広告収益の最適化ができる
  4. 無償版(DFPスタンダード)と有償版(DFPプロ)が存在する
冒頭で”メディア運営者にとってはもはや必須サービス”と言いましたが、実際のところまだDFPを知らない企業担当者も多く(ブログ運営者の中での認知度はかなり低い)、十分に普及しているとは言い難い状況です。
そのため、本ブログでは連載記事としてDFPを取り上げることでDFPの普及に貢献していく予定です。